平成30年度「職業実践専門課程等を通じた専修学校の質保証・向上の推進」
Ⅰ.教職員の資質能力向上の推進(ⅰ)自立的・持続的な研修体制づくりの推進
成果目標を達成するための具体的な方法

平成30年度の取組

以下の会議を開催し、研修支援ガイドブックを検証・改善するとともに、専修学校のガバナンス強化及びアクティブラーニングを普及する。

  1. 会議(目的、体制、開催回数、役割等)
    • 実施委員会
      目的   :事業の進行状況や予算執行管理等を統括する。
      体制   :専門学校代表者12名
      開催回数:2回(8月、2月)
    • ガイドブック検証委員会
      目的   :ガイドブックの検証・改善・普及、セミナー等の開催を行う。
      体制   :専門学校代表者9名
      開催回数:4回(6月、7月、11月、1月)
  2. 調査等(目的、対象、規模、手法、実施方法等)
  3. 実証講座の実施
    • 情報公開セミナー
      目的:専修学校の情報公開を促進するとともに研修支援ガイドブックの知的伝達型研修の内容を検証する。
      日程:平成30年8~10月
      規模:3時間
      会場:群馬県、香川県、沖縄県
      募集人数:各会場とも30~50名
      内容:専修学校における学校評価ガイドラインをベースとした事例発表およびグループディスカッション
    • 教育コーチング研修
      目的:専修学校教育にアクティブラーニングを普及するとともに研修支援ガイドブックの受講者参加型研修の内容を検証する。
      日程:平成30年8月
      規模:10時間
      会場:東京都
      募集人数:30名
      内容:コミュニケーションを通して人が本来持っている意欲と能力を引き出し、目標達成と自立を支援する教育メソッドを学ぶ
  4. 成果の取りまとめ等
    • 平成30年度版 研修支援ガイドブックの公開
      規模  :電子データとしての取りまとめる
      手法  :HPでのデータ公開
    • 中間報告会の実施
      規模  :1回 100名程度
      手法  :プレゼンテーション

事業終了後の方針について

  • 本会に情報公開セミナー等の知識伝達型研修や受講者参加型研修を継続的に実施・普及するための組織を設置する。
  • 本会と一般財団法人職業教育・キャリア教育財団等が連携し、継続的に講座等の実施する体制を構築し、研修支援ガイドブックを活用する専修学校関連団体や専修学校数を、毎年度増加させる。なお、別で行うこととしている研修プログラム開発関連事業で開発する研修プログラムもその対象とし、他事業とも連携して、両事業から開発される成果物を普及する。
  • 研修支援ガイドブックはHPにて公開し、周知する。

事業実施における特記事項について

本事業は、「職業実践専門課程等を通じた専修学校教職員研修プログラム開発及び推進」事業を別に行うこととしており、2つの事業を同時に行うことにより以下の相乗効果を見込んでいる。

  1. 本事業で行う研修支援ガイドブックのテーマとして別の事業で開発を予定している研修プログラムを利用した研修企画・運営を体験することができる。
    また、こうした事業の連携により両事業の成果を継続的・自立的に実施することが出来る。
  2. ホームページ作成は、別の事業と合同で作成することにより経費を削減できる。
  3. 成果報告会等は、別の事業と合同で開催することにより経費を削減できる。