各部会についての説明

アントレプレナーシップ推進委員会

国境を越えてヒト・モノ・カネ・情報を移動させ、新たな経済圏を創出するというグローバリゼーションの発想は、この30年間、各国で実践され、世界経済は発展を遂げています。しかしその一方で、先進国中で唯一後退している日本。その理由は、「日本のビジネスに付加価値を与えてくれるような人材が不足している」こと。
2040年に向けた高等教育のグランドデザイン(答申)を受けて大学・短大等が“専門学校化”している現状。そのような中で、専門学校の在り方が問われています。
グランドデザインにおける高等教育機関の機能強化を進めるポイントは、「質保証」「地域連携」「規模の適正化」です。
急激な社会環境の変化を受容し、新たな価値を生み出していく精神(アントレプレナーシップ)を備えた人材の育成を目的としています。

活動内容
「地域活性化アイディアコンテスト」の開催など。

全国職業教育協議会

教育や教職員の質の維持・向上は、高等教育機関においても競争力を維持する不可欠な要素となっています。
OJT(On the Job Training)によっても教職員の成長は期待できますが、体系的・効率的かつ円滑に専門知識やスキルを身につけられる「研修」は、教育や教職員の質の担保する優秀な人材を育成するために欠かせないものとなっています。
本協議会は「教育研究・質向上委員会」と連携しながら、会員校の教職員の質の維持・向上を目的とした研修の企画・開発・運営を実施していくとともに、専門学校の共通基盤の整備を継続的に推し進めていく為、文部科学省委託事業の組織的な受託運営を積極的に推進することを目的とています。
(2023年度新設)。

活動内容
「教職員の資質能⼒向上の推進(教職員研修プログラムの構築)」
「職業実践専⾨課程等の充実に向けた取組の推進(社会的評価の一層の向上のための共通的基盤整備の推進)」
・教育質保証・質向上取組
・内部質保証⼈材の育成
・第三者評価ステップアップ制度の運⽤

校運営部会

経営方針に則り教育現場を担う学校運営者を対象として、地域の垣根を越えて質の高い教育・学校運営について、今後の業界の方向性や新たな取り組みについて連携を図り、高度な専門能力を身につけた人材育成を通し、地域や国家に貢献する事を目的とした部会である。

活動内容
1)年4回の例会時に、会員校間における勉強会や情報交換の実施
2)教育の質・教授力の向上を目的とした各種研修会の提案
3)会全体の方針に則った事業活動の支援
4)その他、協力・連携体制に向けた活動等

教育研究・質向上委員会

これまで実施してきた各種研修や蓄積されたノウハウ、文部科学省委託事業等で開発された研修プログラムなどを活用し、教員の能力向上はもちろんのこと、教務事務や広報・就職支援等を担当する学校職員の能力向上にも役立つ研修を計画・実施することを目的とした委員会である。

活動内容
全国職業教育協議会と連携をしながら、教職員の能力向上のための研修を実施。また、文部科学省委託事業終了後の普及促進のための研修を実施。
 例)DX関連分野に関する研修
    心理学的研修

広報・営業委員会

募集力の向上を目的に、学生募集に関する各種事例の共有や研修の企画・運営などを行う委員会である。

活動内容
1)年4回の例会時に、会員校間における情報交換の実施
2)Webやマーケティングに関する研修の実施

グローバル化委員会

留学生の募集、進学・就職等に関する情報交換を目的とした委員会である。

活動内容
1)年4回の例会時に、日本語学科、留学生学科の募集、進学・就職状況、日本語能力試験合格状況の情報交換の実施
2)日本語教員による情報交換の実施
3)会員校の視察(年1回)